前立腺癌 - 富田林の泌尿器科

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前立腺癌とは

前立腺癌は、日本人男性の癌罹患数で第一位を占める疾患です。過去40年間で罹患数は約30倍に増加しており、高齢化社会の進行とともに、さらなる増加が予想されています。
世界的にも、前立腺癌は男性癌の中で肺癌に次いで2番目に多く、死亡数は第5位となっています。

前立腺癌は、一般的にゆっくりと成長する癌として知られており、予後は比較的良好です。しかし、日本における前立腺癌による死亡数は男性癌の第6位であり、決して軽視できない疾患です。

前立腺癌には強い遺伝的要因があることが知られており、血縁者に前立腺癌の患者がいる方は、特に注意が必要です。

前立腺癌のリスク因子

前立腺癌の発症には、様々なリスク因子が関与することが知られています。
これらのリスク因子を理解し、適切な予防と早期発見に努めることが重要です。

年齢による影響

加齢とともにリスクは上昇し、65歳以上で特に発症率が高くなります。
50歳未満での発症は比較的稀ですが、近年では若年層での発症も報告されています。

遺伝的要因の重要性

第一度近親者(父親や兄弟)に前立腺癌の患者がいる場合、発症リスクは2~3倍に上昇します。
特に、50歳未満で発症した近親者がいる場合は、より早期からの検診が推奨されます。
また、BRCA1/BRCA2遺伝子の変異を持つ方も、発症リスクが高いことが知られています。

人種的要因の影響

アフリカ系アメリカ人で発症率が高く、アジア人では比較的低いことが知られています。
ただし、日本では食生活の欧米化に伴い、発症率が上昇傾向にあります。これは、環境要因や生活習慣の変化が大きく影響していると考えられています。

食事・生活習慣の関連

動物性脂肪の過剰摂取や運動不足が、リスク因子として指摘されています。
特に、飽和脂肪酸の多い食事や過度な赤身肉の摂取は、発症リスクを高める可能性があります。
一方で、野菜や果物の摂取、適度な運動は、予防効果があると考えられています。

前立腺癌の症状

前立腺癌の初期段階では、ほとんど無症状です。癌が進行すると、頻尿、残尿感、排尿困難、血尿などの症状が現れます。
これらの症状は、前立腺肥大症の症状と類似しているため、注意が必要です。

前立腺癌のステージ分類

前立腺癌の進行度は、国際的な基準であるTNM分類システムに基づいて評価されます。
この分類は、治療方針の決定や予後予測に重要な役割を果たします。

T分類(原発腫瘍の進展度)

  • - T1:触診で異常を認めない(画像検査や生検で発見される)
    • - T1a:組織の5%未満に癌を認める
    • - T1b:組織の5%以上に癌を認める
    • - T1c:PSA高値により発見された癌
  • - T2:前立腺内に限局する癌
    • - T2a:片葉の1/2未満に癌を認める
    • - T2b:片葉の1/2以上に癌を認める
    • - T2c:両葉に癌を認める
  • - T3:前立腺被膜外に進展する癌
    • - T3a:被膜外浸潤
    • - T3b:精嚢浸潤
  • - T4:膀胱や直腸など隣接臓器への浸潤がある癌

N分類(所属リンパ節転移)

  • - N0:所属リンパ節転移なし
  • - N1:所属リンパ節転移あり(骨盤内リンパ節)

M分類(遠隔転移)

  • - M0:遠隔転移なし
  • - M1:遠隔転移あり
    • - M1a:所属リンパ節以外のリンパ節転移
    • - M1b:骨転移
    • - M1c:その他の臓器転移

このステージ分類に加えて、グリーソンスコア(癌の悪性度を示す指標)やPSA値なども考慮して、総合的な病期判定が行われます。

前立腺癌の診断

前立腺癌の診断には、触診、経直腸超音波検査、PSA(前立腺特異抗原)検査などが行われます。
癌が疑われる場合は、前立腺生検を行い、組織診断で確定します。

経直腸超音波検査は、前立腺を詳細に観察できる簡便な検査方法で、前立腺癌の診断に役立ちます。
前立腺肥大症と前立腺癌では、超音波画像に違いが見られます。

PSAは、前立腺で産生されるタンパク質で、前立腺癌の早期発見のマーカーとして用いられます。
一般的には4.0ng/ml未満が正常とされていますが、年齢階層別のカットオフ値が推奨されています(50~64歳:3.0ng/ml未満、65~69歳:3.5ng/ml未満、70歳以上:4.0ng/ml未満)。
4.1~10.0ng/mlはグレーゾーンとされ、この範囲では30~50%に癌が含まれていると報告されています。
触診や超音波検査で異常が見られる場合は、MRIや前立腺生検を検討します。

前立腺生検は、直腸から超音波で前立腺を観察しながら、12ヶ所から組織を採取する検査です。同時に膀胱尿道鏡検査も行われます。

《経直腸超音波検査》
経直腸超音波検査

《前立腺生検》
前立腺生検

PSA検査の重要性と注意点

PSA検査は前立腺癌のスクリーニングに重要な役割を果たしますが、検査値の解釈には慎重な判断が必要です。

PSA値の変動要因

PSA値は以下のような要因により一時的に上昇することがあります:

  • - 前立腺炎や尿路感染症による炎症
  • - 前立腺マッサージや前立腺生検後
  • - 長時間の自転車運動
  • - 射精後24時間以内
  • - 膀胱カテーテル留置

これらの影響を避けるため、検査前の適切な準備が重要です。

PSA関連指標の活用

より正確な診断のために、以下の指標が用いられます:

  • ・PSA密度(PSAD):PSA値を前立腺体積で除した値で、前立腺肥大症と癌の鑑別に有用
  • ・PSA速度(PSAV):PSAの年間上昇速度で、0.75ng/ml/年以上の上昇は要注意
  • ・F/T比:遊離型PSA/総PSAの比率で、低値(15%未満)は癌を疑う所見

年齢別PSA基準値

年齢によってPSAの基準値が異なります:

  • - 50~64歳:3.0ng/ml未満
  • - 65~69歳:3.5ng/ml未満
  • - 70歳以上:4.0ng/ml未満

最新の診断技術

前立腺癌の診断技術は急速に進歩しており、より正確な診断と治療方針の決定が可能になっています。

MRI融合下生検

最新の画像診断技術を活用した生検方法です。

  • - 多機能MRI(mpMRI)で suspicious lesion(疑わしい病変)を特定
  • - MRI画像と超音波画像をリアルタイムで重ね合わせ
  • - 従来の系統的生検と比べて、より正確な組織採取が可能
  • - 不要な生検を減らし、重要な病変の見落としを防止

PSMA-PET検査

前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的とした最新の画像診断法です。

  • - 従来のPET検査より高い感度で癌病変を検出
  • - 微小な転移巣の発見が可能
  • - 治療効果の判定や再発診断にも有用
  • - 特に生化学的再発(PSA再上昇)症例での転移巣検索に威力を発揮

人工知能(AI)を活用した画像診断

  • - MRIやCT画像の AI 解析による病変検出
  • - 診断精度の向上と読影時間の短縮
  • - 経験の差による診断のばらつきを減少

前立腺癌の治療

前立腺癌の治療には、内分泌療法、手術療法、放射線療法などがあります。

内分泌療法は、前立腺癌の進行に男性ホルモンが関与していることから、男性ホルモンの分泌を抑制して癌を小さくする治療法です。

手術療法では、転移のない限局癌と診断された前立腺癌に対して、前立腺全摘除術が行われます。現在は、ロボット支援手術が標準的な手術療法となっており、大きな視野で安全かつ繊細な手術が可能です。ただし、術後に尿失禁や性機能障害が起こることがあります。

放射線療法には、体外から照射する外照射法と体内から照射する内照射法があります。外照射法には、2018年に保険適用となった粒子線治療も含まれ、外来での治療が可能です。放射線治療と手術療法の治療成績は、現在ほぼ同等と報告されています。

前立腺癌は、早期発見と適切な治療が重要な疾患です。排尿障害や血尿などの症状がある場合は、早めに泌尿器科を受診し、検査を受けることをお勧めします。当クリニックでは、前立腺癌の診断と治療について、豊富な経験を持つ専門医が対応いたします。お気軽にご相談ください。

治療選択のための新しい指標

個々の患者さんに最適な治療法を選択するため、様々な新しい指標が活用されています。

ゲノム医療の活用

  • - 遺伝子パネル検査による変異の特定
  • - BRCA1/2遺伝子変異の有無による治療選択
  • - 薬剤感受性の予測
  • - 予後予測への応用

新規バイオマーカー

  • - 血液中の循環腫瘍細胞(CTC)測定
  • - 血中マイクロRNA解析
  • - 尿中バイオマーカーの活用
  • - 治療効果予測や再発モニタリングに使用

リスク分類システム

  • - NCCN(National Comprehensive Cancer Network)リスク分類
  • - CAPRA(Cancer of the Prostate Risk Assessment)スコア
  • - 予後予測ノモグラムの活用

治療後のフォローアップ

前立腺癌の治療後は、適切なフォローアップが重要です。再発の早期発見と生活の質(QOL)の維持を目指します。

PSAモニタリング

  • - 治療後の定期的なPSA測定
  • - 手術後:0.2ng/ml以上でPSA再発と判定
  • - 放射線治療後:最低値から2.0ng/ml以上の上昇でPSA再発と判定
  • - 再発時期や上昇速度に応じた対応

画像検査によるフォローアップ

  • - CT:リンパ節転移や臓器転移の評価
  • - 骨シンチグラフィー:骨転移の評価
  • - MRI:局所再発の評価
  • - 症状や PSA 値に応じて検査間隔を設定

QOL管理

  • - 排尿機能の評価と管理
  • - 性機能障害への対応
  • - 骨粗鬆症予防(ホルモン療法中)
  • - メンタルヘルスケア
  • - 運動療法やリハビリテーション

長期的な健康管理

  • - 定期的な全身状態の評価
  • - 併存疾患の管理
  • - 生活習慣の改善指導
  • - 必要に応じた他科との連携

前立腺癌の治療は、日々進歩を続けています。当クリニックでは、最新の診断・治療法を取り入れながら、患者さん一人一人に最適な医療を提供できるよう努めています。ご不安な点やご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。

よくある質問

q

PSA検査の数値が基準値より高いのですが、必ず癌ですか?

A

いいえ、PSA値が高いからといって必ずしも癌とは限りません。PSA値は前立腺炎、前立腺肥大症、尿路感染症などでも上昇します。また、射精後24時間以内、長時間の自転車運動後、前立腺マッサージ後なども一時的に上昇することがあります。

グレーゾーン(4.1~10.0ng/ml)では30~50%に癌が含まれているとされますが、逆に言えば50~70%は癌ではありません。PSA値が高い場合は、触診や超音波検査、必要に応じてMRIや前立腺生検などの精密検査を行い、総合的に判断します。一度の検査だけで判断せず、再検査や精密検査を受けることが重要です。

q

前立腺癌は遺伝しますか?家族に患者がいると心配です

A

前立腺癌には強い遺伝的要因があることが知られています。第一度近親者(父親や兄弟)に前立腺癌の患者がいる場合、発症リスクは2~3倍に上昇します。特に50歳未満で発症した近親者がいる場合は、より高いリスクがあります。

また、BRCA1/BRCA2遺伝子の変異を持つ方も発症リスクが高いことが分かっています。家族歴がある方は、40代からPSA検査を含めた定期的な検診を受けることをお勧めします。早期発見により、治療の選択肢が広がり、予後も良好になります。ご心配な場合は、遺伝カウンセリングを受けることも可能です。

q

前立腺生検は痛いですか?どのような検査ですか?

A

前立腺生検は、直腸から超音波で前立腺を観察しながら、通常12ヶ所から組織を採取する検査です。痛みについては個人差がありますが、多くの患者さんは「チクッとした痛み」程度で、我慢できる範囲とおっしゃいます。

検査では局所麻酔を行い、痛みを最小限に抑えます。検査時間は20~30分程度で、通常は日帰りで行えます。検査後は数日間、血尿や血便、精液に血が混じることがありますが、通常は自然に治まります。感染予防のため、抗生物質を処方します。

最近では、MRI融合下生検など、より精度が高く患者さんの負担が少ない方法も導入されています。検査について不安な点は、遠慮なくご相談ください。

q

早期の前立腺癌と診断されました。すぐに治療が必要ですか?

A

前立腺癌は一般的にゆっくり進行する癌であり、すべての症例で即座に治療が必要なわけではありません。特に超早期の低リスク癌の場合、「監視療法(アクティブサーベイランス)」という選択肢があります。

監視療法では、定期的なPSA検査や生検で経過を観察し、進行の兆候が見られた場合に治療を開始します。この方法により、手術や放射線治療による副作用(尿失禁や性機能障害など)を回避しながら、適切なタイミングで治療を受けることができます。

治療方針は、癌の進行度(TNM分類)、グリーソンスコア、PSA値、患者さんの年齢や全身状態、ご希望などを総合的に考慮して決定します。じっくりと相談しながら、最適な選択をしていきましょう。

q

前立腺癌の手術後、尿失禁や性機能障害は必ず起こりますか?

A

手術後の尿失禁や性機能障害は起こる可能性がありますが、すべての患者さんに起こるわけではなく、また程度も様々です。

尿失禁について
手術直後は多くの方に尿失禁が見られますが、3ヶ月で約80%、1年で約95%の方が改善します。骨盤底筋体操などのリハビリテーションにより、回復を促進できます。

性機能障害について
神経温存手術を行った場合、性機能の回復率は高くなりますが、完全回復には時間がかかることがあります。勃起補助薬(PDE5阻害薬)などの治療法もあります。

現在は、ロボット支援手術により、より精密で神経や尿道括約筋を温存する手術が可能になっており、術後のQOL維持率が向上しています。手術前に詳しく説明し、患者さんの懸念に対応しますので、ご心配な点はお聞かせください。

q

放射線治療と手術療法、どちらが良いのでしょうか?

A

A. 限局性前立腺癌に対する放射線治療と手術療法の治療成績は、現在ほぼ同等と報告されています。どちらを選ぶかは、患者さんの年齢、全身状態、癌の進行度、副作用のリスク、ライフスタイルなどを考慮して決定します。

手術療法の特徴

メリット:癌を完全に取り除ける、病理検査で正確な診断が可能、治療が一度で終わる
デメリット:入院が必要、術後の尿失禁や性機能障害のリスク

放射線治療の特徴

メリット:外来通院で可能、侵襲が少ない、高齢者や合併症のある方にも適応
デメリット:数週間の通院が必要、放射線性膀胱炎・直腸炎のリスク、効果判定に時間がかかる

最近では、粒子線治療やIMRT(強度変調放射線治療)など、副作用を抑えた高精度な放射線治療も選択できます。それぞれのメリット・デメリットを十分に理解した上で、患者さんと一緒に最適な治療法を選択します。

q

ホルモン療法(内分泌療法)はどのような治療ですか?

A

A. ホルモン療法は、前立腺癌の進行に関与する男性ホルモン(テストステロン)の分泌や作用を抑制する治療法です。前立腺癌の多くは男性ホルモン依存性であり、ホルモンを抑えることで癌の増殖を抑制できます。

適応となる場合

・進行癌や転移のある癌
・手術や放射線治療前の補助療法
・治療後の再発予防
・高齢や合併症のため手術・放射線治療が困難な場合

治療方法

LH-RHアゴニスト/アンタゴニスト(注射薬)
抗アンドロゲン薬(内服薬)
これらの併用療法

主な副作用

・ほてり、発汗
・性欲減退、勃起障害
・骨密度低下
・体重増加、筋力低下

副作用対策として、骨粗鬆症予防薬や運動療法を併用します。ホルモン療法は長期間継続することが多いため、定期的なフォローアップで副作用を管理しながら治療を進めます。

q

治療後のPSA値はどのように変化しますか?

A

治療後のPSA値の変化パターンは、治療法によって異なります。

手術後(前立腺全摘除術)
前立腺を完全に摘出するため、PSA値は検出限界以下(0.2ng/ml未満)まで低下します。0.2ng/ml以上に上昇した場合は「生化学的再発(PSA再発)」と判定し、追加検査や治療を検討します。

放射線治療後
PSA値は徐々に低下し、最低値(nadir)に達します。最低値から2.0ng/ml以上上昇した場合に「PSA再発」と判定します。治療後2~3年で最低値に達することが多いですが、時間がかかる場合もあります。

ホルモン療法
治療開始後、数ヶ月でPSA値は大幅に低下します。しかし、長期間の治療により、ホルモン療法が効かなくなる「去勢抵抗性前立腺癌」に進行することがあり、その場合はPSA値が再上昇します。

定期的なPSA測定により、再発の早期発見が可能です。当クリニックでは、治療後も適切な間隔でフォローアップを行います。

q

前立腺癌の予防のために、食生活で気をつけることはありますか?

A

前立腺癌の発症には食生活が関与していると考えられており、以下の点に注意することが推奨されます。

控えるべき食品

・動物性脂肪(特に飽和脂肪酸)の過剰摂取
・赤身肉の過度な摂取
・高カロリー・高脂肪食

積極的に摂りたい食品

・トマト(リコピンが豊富):加熱調理すると吸収率が上がります
・大豆製品(イソフラボン):豆腐、納豆、味噌など
・緑黄色野菜:ブロッコリー、ほうれん草など
・魚(特に青魚):オメガ3脂肪酸が豊富
・緑茶:カテキンに抗酸化作用

その他の生活習慣

・適正体重の維持(肥満は前立腺癌のリスク因子)
・適度な運動習慣(週3回以上、30分程度)
・禁煙(喫煙は進行癌のリスクを高める)
・過度のアルコール摂取を避ける

確実な予防法はありませんが、これらの生活習慣を心がけることで、発症リスクを下げられる可能性があります。何より重要なのは、定期的な検診による早期発見です。

q

前立腺癌が骨に転移していると言われました。治療法はありますか?

A

骨転移のある前立腺癌でも、様々な治療法があり、症状のコントロールと生活の質の維持が可能です。

主な治療法

・ホルモン療法:最も基本的な治療で、多くの患者さんで効果が得られます
・新規ホルモン薬:従来のホルモン療法が効かなくなった場合でも効果が期待できる薬剤(エンザルタミド、アビラテロンなど)
・抗がん剤(化学療法):去勢抵抗性前立腺癌に対して使用(ドセタキセル、カバジタキセルなど)
・骨転移治療薬:骨関連事象を予防し、痛みを軽減(ゾレドロン酸、デノスマブなど)
・放射性医薬品治療:ラジウム223、PSMA標的治療など
・緩和的放射線治療:痛みのある骨転移部位への照射

症状管理 骨転移による痛みには、鎮痛薬(NSAIDs、オピオイドなど)を適切に使用します。また、骨折予防のため、適度な運動や転倒予防に注意します。

前立腺癌の骨転移は、適切な治療により長期間コントロール可能なことが多く、QOLを保ちながら生活できる患者さんも少なくありません。治療の選択肢は複数あり、個々の患者さんの状態に応じて最適な組み合わせを選択します。痛みや不安について、遠慮なくご相談ください。