診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 8:30-12:00 | ● | ● | - | ● | ● | ● | - |
午後 3:00-5:00 | ● | - | - | ● | - | - | - |
夜間 5:00-7:00 | - | ● | - | - | ● | - | - |
※休診日:水曜・日曜・祝日(往診随時・手術随時)
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※休診日:水曜・日曜・祝日(往診随時・手術随時)
前立腺肥大症は、高齢男性に多く見られる疾患で、前立腺が肥大することで尿道が圧迫され、排尿障害を引き起こします。
40歳代で25%、70歳代では80%の男性に組織学的な前立腺肥大症が認められ、臨床的には40歳代で10%、70歳代で40%に症状が現れます。
前立腺は、男性の生殖器官の一部で、精液の一部を作る役割を担っています。前立腺は、加齢とともに肥大する傾向があり、尿道を取り囲むように位置しているため、肥大すると尿道を圧迫し、排尿障害を引き起こします。
前立腺肥大症の症状は、排尿困難、頻尿、残尿感、会陰部不快感などが代表的です。病期は以下の3つに分類されます。
症状は徐々に進行していくため、早期発見と適切な治療が重要です。
《正常》
《前立腺肥大症》
前立腺肥大症の診断には、触診、経直腸超音波検査、PSA検査、尿流量測定などが行われます。前立腺癌との鑑別が重要であり、PSA検査や生検などが必要となる場合があります。
触診では、前立腺の大きさや硬さを評価します。経直腸超音波検査では、前立腺の大きさや形状、尿道の狭窄の有無などを詳細に観察します。
PSA検査は、前立腺特異抗原の血中濃度を測定し、前立腺癌の可能性を評価します。尿流量測定は、排尿の勢いや残尿量を測定し、排尿障害の程度を評価します。
前立腺肥大症の治療は、症状の程度や患者の希望に応じて、薬物療法や手術療法が選択されます。
薬物療法では、主に以下のような薬剤が使用されます。
薬物療法で効果が不十分な場合や、症状が重い場合は、手術療法が検討されます。手術療法では、尿道から内視鏡を挿入し、電気メスやレーザーなどで前立腺部尿道を広げる手術(経尿道的前立腺切除術:TURP)が一般的です。
当クリニックでは前立腺の手術は行っておりませんので、手術が必要な場合は入院施設のある病院をご紹介しております。
前立腺肥大症による排尿障害を悪化させないためには、以下のような点に注意が必要です。
前立腺肥大症は、適切な治療と生活習慣の改善によって、症状を緩和し、QOLを維持することができます。排尿障害でお悩みの方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。